アートでつながる、リアルとデジタルの世界 〜渋谷アワードのメタバースワールド制作に込めた想い〜
2025/01/16
ブログ
渋谷芸術祭とSHIBUYA AWARDSの概要
渋谷芸術祭は、渋谷という街全体を舞台に、アートや文化をテーマにした毎年恒例のイベントです。この祭典は、渋谷の多様な魅力を引き出しながら、訪れる方々に新しい体験や発見を楽しんでいただくことを目的としています。アーティストの作品展示やパフォーマンス、ワークショップなど、さまざまなイベントが渋谷中で開催され、街全体がアートで彩られる特別なひとときです。
https://shibuyaawards.com/news/26665/
その中でも、「SHIBUYA AWARDS渋谷アワード」は特に注目を集めるイベントの一つです。このアワードは公募形式で行われ、多くの作品が寄せられる中から、特に優れたものを選び表彰します。プロ、アマチュアを問わず、多彩なジャンルのアーティストが集う場であり、次世代を担う才能を広く発掘する貴重な機会でもあります。さらに、受賞作品以外にも、入選された全ての作品が展示されており、訪れる人がそれぞれの視点でアートを楽しめるようになっています。
このアワードが特別なのは、物理的な展示会だけでなく、メタバースワールドというデジタル空間も用意されている点です。これにより、渋谷を訪れるのが難しい方々にも、オンラインでアートを楽しんでいただける機会を提供しています。
リアルの展示室
メタバースワールド制作の背景と目的
メタバースワールドは、現実の展示会の魅力を補完し、より多くの方にアートの感動を届けるために制作されています。この取り組みには、「誰もが自由にアートを楽しめる場を作りたい」という想いが込められています。
特に、現地に足を運ぶことが難しい方々にとって、メタバース空間は大きな意味を持ちます。たとえば、出展者のご家族や親しい友人が遠方に住んでいて、渋谷まで訪れるのが難しい場合、オンラインの展示空間を通じて作品を共有することができます。ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんが、「あなたの作品を見たよ」と伝えてくれる機会を作れることは、出展者にとっても大きな励みになるはずです。
このような想いを実現するため、以下のポイントに特に力を入れて制作を進めました:
- 誰でもアクセスしやすい設計
メタバースワールドは、どなたでも迷わずに楽しんでいただけるよう、展示導線やデザインを工夫しています。作品が自然に目に入り、順路がわかりやすい設計にすることで、訪問者がストレスを感じることなく展示を楽しめるようにしました。 - 家族や友人とアートを共有する喜び
メタバース空間では、離れて暮らすご家族や友人が、リアルタイムで出展者の作品を鑑賞できます。こうした「繋がり」を提供できる空間を目指して設計しました。 - 時間を超えたアート体験
今年の展示作品だけでなく、昨年のメタバース展示室にもアクセスできるアーカイブ機能を導入しました。これにより、時間を超えて作品を振り返ることができ、長期的にアートを楽しむ場となっています。
継続性を大切にする取り組み
メタバースワールドは、毎年の取り組みを通じて一貫したテーマと価値を訪問者にお届けすることを目指しています。
- アーカイブ機能
昨年の展示室へもアクセスできる仕組みを用意することで、訪問者が過去の作品を再訪し、アートの持つ「長く楽しむ価値」を体験できるようにしました。この仕組みは、アーティストにとっても「自分の作品が多くの人に長期間見てもらえる」という安心感を提供します。 - イベント全体を感じられる仕掛け
今年の展示空間に昨年の展示室リンクを配置することで、メタバースワールド全体が繋がりを持ち、訪問者が「また訪れたい」と思えるような体験をデザインしました。この継続性が、渋谷アワード全体の魅力をより引き立てています。
今後への展望と締めくくり
これからもメタバース展示を通じて、より多くの方にアートの素晴らしさをお届けしたいと考えています。家族や友人同士で感動を共有できる空間を作り、誰もが「また来たい」と思えるような展示を目指していきます。また、インタラクティブな要素や多感覚的な体験を取り入れ、メタバースならではの新しい楽しみ方をさらに探求していきたいです。
このブログを読んでくださった皆さまには、ぜひメタバースワールドを体験していただきたいと思っています。渋谷アワードを通じて、アートの新しい楽しみ方を見つけていただけたら幸いです。
メタバースへのアクセスは簡単!こちらからはいってね!
https://shibuyaawards.com/news/26665/
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今日も読んで頂き、ありがとうございます